言葉はいつも想いに足りない

~きおくのきろく~

11:17
 朝目が覚めてからずっと怖くて怖くて怖くて怖くて怖くて怖くてたまらない。今日ダメだったらと思うと吐き気すらこみ上げる。そう答えのないものに対して悩んでもしかたないのは分かっている。でも緊張せずにはいられない。怖くて怖くてたまらない。



12:29
 時間がくれば答えが出るんだ。いま不安になるのはしかたない。心落ち着けていこう。何もがんばる必要はない。いつも通り。そう普段のまま気楽にいこう。



20:59
 コンサート中ありえないくらいずーっと泣いていた。もう鼻水が止まらないくらい泣いていた。(隣の方きっと迷惑だっただろうな、ごめんよ) ももちゃんが愛しくてかわいくて大好きで大好きで…ももちゃんへの想いが洪水のように溢れてきて涙が知らず次々と流れた。
 ももちゃんには感謝の言葉しか思いつかない。ももちゃんありがとう。ほんとにありがとう。ももちゃんのおかげで生きていけるよ。ももちゃんが大好きだから、ももちゃんみたく笑顔で生きていくんだ。



21:43
 ちょっと放心状態になっている。たくさん泣いてすっきりしたのかもしれない。たしかにすっきりした。夏夏が終わってしまったさみしさもあるけれど、安堵というかとてもすっきりしたというのが本音だ。夏のジメジメした気候も気持ちよく感じてしまうくらいにすっきりしている。
 はぁ…なんだかとても疲れた。精神的にくたくただ。もちろん気分は悪くない。軽く頭は痛いけど。生きるか死ぬかの瀬戸際だったんだもんね、頭が疲れているのも当然か。でも鴻上さんには随分助けられたように思う。あの本を読んでいなかったらこうはなっていなかったかもしれない。
 疲れちゃったよももちゃん。このままここにずーっと座っていたいとすら思う。すっかりと疲れてしまって、もう頭がよく動かない。



21:49
 今の1番の気持ちは安堵感。このままももちゃんを好きでいられる。またももちゃんに会いにいける。そう思ったら涙でてきたよ。ほんとよかった。ほんとによかった。大好きなももちゃんをこれからも好きでいられる。うれしいよももちゃん。また会えるんだ…ももちゃんにまた会える。



21:54
 今日ばかりは主役はももちゃんじゃくて自分だったのかもしれない。頭が素直にももちゃんを受け入れてくれたからこうした今がある。ほんとよかった。心の底からよかったと思う。よかった。ほんとによかった。



22:52
 こんなときに死にたくなったりする。どん底から這い出ることができて希望の光につつまれて。言ってみればもう思い残すことがないんだ。頭が疲れちゃってるから歯止めは効かなそうだし。死ぬなら今日だな。




 死にたくはないんだけどね。