言葉はいつも想いに足りない

~きおくのきろく~

9:30
 昨夜から頭にももちゃんやももちゃんに対する想いが沸いてこない。なぜか日曜日に京浜東北線の車内で会った金髪少女のイメージばかり浮かんでくる。でも心が沈んでいるわけではなくむしろぽわんとアッパーな雰囲気なので居心地はよい。



11:10
 朝起きてしばらくは金髪少女が頭の中を席巻していたのだが、時間が経つにつれそのイメージは薄れていき、今はとても不安定な感じだ。右へ転ぶか左へ転ぶか綱渡りをしているようにフラフラとしている。



11:30
 不安定ということは不安ってことで心が挙動不審、何かに怯えている。不安定がイライラになるといやだな。またあのモードに入ってしまう。
 そう、ももちゃんのことを考えようとすると不安な気持ちになるのです…。



11:35
 それはマジ恋ゆえの反応だと気づく。あぁ〜あ。



11:50
 頭がももちゃんを拒否している。もうあんな思いはしたくないと言っている。



12:25
 よく分からないことを分かろうとするからいけないんだろうか。頭の中に霧がかかっている。
 なぜ日ごとに精神状態の良いときと悪いときを繰り返すのだろう。もうふらふらだよももちゃん…。



14:20
 なにがどうというのではなく頭の中に濃霧が広がっている。ももちゃんも金髪少女も見えない。深いことが何も考えられず、ダメだ…って思いが頭に強くのしかかっている。何がダメって言われても困るんだけど…。う〜ん、自分がダメなんだろうな、きっと…。



16:10
 関西なんか行かないで3日間部屋で冬眠していよう案が提出される。



16:32
 こっそりももちゃんの画像を見てみた(頭に強制的にももちゃんのイメージを浮かばせる作戦)。職場なのに溢れる涙が止まらない。やっぱりももちゃんが好きだ。好きで好きでたまらないよももちゃん…。



17:05
 ももちゃんの画像を見て泣いたらちょっと元気になった。



22:36
 出しなから3つのミス。鬱にひたる暇もなし。バスに間に合ったからよしとしよう。