言葉はいつも想いに足りない

~きおくのきろく~

 こんなことが続くとマジ恋してしまう。ももちゃんを身近な存在に錯覚しまう。
 かわいかったなぁ…。
 でも今日は、まぁ当然なんだけど、等身大のももちゃんばっかりだったわけです。しぐさのひとつひとつからかわいくて、いろんな表情がまたどれをとってもかわいいのです。髪型も最高だったし。
 距離は日常と非日常の境を曖昧にする。勘違いさせる余地を作り出す。ももちゃんが好きって意味はももちゃんが好きってことだろうか。自分の好きなももちゃんってなんだろう…。うーんやばいやばい。
 今日はおまけみたいなもんなんだよね。少なくとも今日をデフォルトにしてはいけない。これはとても理解しているつもり。今日のようなイベントや握手会はほんとおまけみたいなもの…。いま頭の中は桃でいっぱい。ふわーっとしてる。なにをどうしたいのか分からない…。
 コンサートで最前に行けばこの浮遊感を毎回体験できると思っているのか?うん、違う。だよな。結論はもう出ているんだ。あ、ちょっと落ち着いてきた。大好きなももちゃんをずっと見ていたい。そう、見ていたいんだ。
 日焼け止めを塗るももちゃん、ボールを追いかけるももちゃん、水を飲もうとして頭の上の氷袋を落とすももちゃん、じゃんけんに負けて悲しむももちゃん、じゃんけんに勝って喜ぶももちゃん、愛理と身長比べをするももちゃん(負け)、まいまいと身長比べをするももちゃん(勝ち)、日焼け止めを塗っていいかスタッフさんに確認するももちゃん、丁寧にお辞儀をするももちゃん、シュートを決めて大喜びをするももちゃん、ボールを必死に追うももちゃん、うちわでみんなをあおいであげるももちゃん、すね当てをソックスに入れるももちゃん、はずしたすね当てをベンチに置こうとスペースを確保したら横にずらしたカゴがベンチから落ちそうになり慌てるももちゃん、氷入りスポーツドリンクをスタッフさんに新しく作ってもらいありがとうございますとお礼をいうももちゃん、マイクを渡すももちゃん、わざわざマイクスタンドからマイクをはずして挨拶をするももちゃん、京都と聞いて驚くももちゃん、後ろからのボールを毎回うまくトラップできないももちゃん、練習試合前にまいまいと握手をするももちゃん、試合中転ぶももちゃん、みやたんに起こしてもらうももちゃん、練習試合ベンチから声援をおくるももちゃん…ももちゃんのすべてが愛しいよ。愛しくてたまらないよ。
 ずいぶん落ち着いた。今日はいろんなももちゃんを見ることができた。まずこのことに感謝しないといけない。
 愛しいよももちゃん。大好きだよももちゃん。うん、だいじょうぶだ。




 金曜から今日までの4日間毎日ももちゃんに会っているので頭が日常と非日常の区別をうまくしきれていない感がある。朝起きて会場に行きももちゃんに会い、夜帰宅して寝る。これを繰り返した3日間、働いていないせいで日常が日常足りえていない。この生活が明日まで続く。明日も、か。
 夢のような毎日なのだが夢ではない。ん、でもまた会えるという意識は意識せずとも身についているように感じる。明日の夜も、仙台の夜も、大阪の夜も、そう思えるのだろうか。思えたならば、生きていく上で必要なとても大きなものを手に入れたことになる。