言葉はいつも想いに足りない

~きおくのきろく~

このまま時を止め、あやまち描いた絵の中へ


 職後、旧友のなおちゃんと呑みに行く。お会いするのは昨年の春以来の久々。
 なおちゃんは中学からのお付き合い。かれこれもう・・・かなりの年数。1年ぶりであろうと会ってしまえばあっという間に昔の気の置けない間柄に戻れる。変わらないなおちゃん、変わらない自分がうれしい。


 なおちゃんは奈良京都トークを出来る唯一の友人でもある。「仏像の目線についての一考察」をやっと話すことが出来る。そして奈良京都に行きたくなる。


 酒屋後、カラオケへ。ふたりだけで行くのは初めてですね。流行の歌など見向きもせず、ふたりで「青春の歌」を歌いまくる。筋肉少女帯聖飢魔II、エコーズ、有頂天、ジュンスカ、アンジーガンダム…。


 僕らにも青春は確実に存在していました。