言葉はいつも想いに足りない

~きおくのきろく~

 戸田に行く。考えてみればべリさん目当てをひとりで行くのは初めてだったり。ひとりでも行くようになってしまったのですね。悲しいなぁ。
 13日にはあまりやる気がないとか言っておきながら結局昼は7列目を買ってしまう。野鳥の会会員としては絶好のポジションとしての7列指定買い。ま、安かったからいいけど。夜は一般で買えた2階親子でそのまま。
 昼、結論から言うと近すぎ…。上半身から顔のアップが永遠と。それはそれで楽しいに違いないと思っていたが、逆に面白味に欠けもする。動きがないからね。また、こう近い距離で双眼鏡使ったことはなかったので分からなかったのだが、ステージの手前と奥では距離がかなり違ってくるため、みやたんが移動するたびに世話しなくピント調節をしなければいけない。2階席の場合はステージ上をちょこまかと移動しても相対的な距離感は、頻繁に調節をしないといけないほど変化はないので観ることに集中できたりする。
 それに90分立ちんぼで双眼鏡をかまえるというのは想像以上に疲れる。薬指で手ぶれ防止ボタンを押しつつ人差し指でピントを合わせてという体勢は、指先にはかなり力が入っているので自然と上腕にも力が入り、ほどなくぷるぷると腕全体が震え出す。双眼鏡自体の重さもあるのだろうが、親子で座って観ているときは両肘を鞄の上なり前の座席の背もたれなどに置いて固定できるので腕が疲れるということはほとんどない。
 正直、夜の2階親子の方が楽しめた。2階から覗くとちょうど双眼鏡の視界にみやたんの頭のてっぺんから足の先まですっぽりと入る。フリも見え踊っているがんばっている感も伝わってくるので臨場感のある画として目に映る。
 やっぱり何事も経験してみないと分からないもんだね。現に昼公演では涙出なかったけど夜は出たもん。不思議なものです。
 もう地上は卒業だな。高い金を使った7列より2階のがよっぽど楽しいんだもん。中野は地上に降りるつもりだったんだけど、おとなしく巣で観よう。


 今日改めて思ったが、あの子は写真写りが悪い。実物の1/100くらいしか写真では表現し切れていないんじゃないだろか。いやほんとにかわいい。かわいいなぁ…。





 ももちを観る割合が微妙に増えてきていることはナイショです。