言葉はいつも想いに足りない

~きおくのきろく~

 オリジナルメンバー揃ってモトリークルーが来日です! いかないわけにはいかんだろうとパシヒコまでいってくる。


 みなとみらい駅に初。何だこのステキな雰囲気は。モールがあって噴水があって挙句、港まである。家から30分のとこにこんなデートスポットがあったとは恐るべし。(1週間後はヲタでむせ返ると思うと興ざめです)


 前座にバックチェリー。ステージ前5列目付近でひとり必死にがんばっている方を見つけ、遠い日の自分を思い出す。あぁ…。気持ちは分かる!がんばれ!その彼に心の中から声援を送る。


 1時間後、モトリー登場!


 う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん・・・


 なんなんだ、このオーディエンスの盛り上がりの無さは???


 おい! Girls, Girls, Girls だぞ!
 おい! Kickstart My Heart だぞ!
 おい! Anarchy In The UK だぞ、おいっ!


 三十路越オーディエンスはこれでOKなのか?なぜ故そんな満足そうな表情になれるのだ?あまりのマナーの良さ加減にクラシックのコンサートかと思っちゃった。


 本物のモトリーがステージ上にいるんだよ?フェアウェルツアーの日本ラスト公演だよ?なんで盛り上がろう、盛り上げようという気にならん?え、これで限界?あぁそう…


 モトリースレによると今日の盛り上がりは最高潮だったとか。もしこのライブが「最高潮」なのならば、もう2度と洋楽ライブにはいきたくありません。「もう体中が痛くて」とか、私の知っているカラダジュウガイタイという文の意味と三十路越オーディエンスのいうカラダジュウガイタイの意味はどうやら違っているようです。


 「See You Next Year!」が本当だとしてもまたホールツアーだったらもういかないでしょう…。トミーはいなかったけど、前回のゼップ・ブリッツでモトリーの美しい記憶は留めておくべきでした。


 でも今でもモトリークルーは大好きなバンドのひとつです。



#あ、英語のリスニングがもっとできれば洋楽ライブが×100楽しくなるだろうなってのはとても感じました。