言葉はいつも想いに足りない

~きおくのきろく~

 この前「憧れ」と書いてから時間が経ち、あらためて気持ちを整理してみると、あの子に対する思いは憧れというものだけではない感じがする。もうちょっとセクシャルというか。でも性的なものを求めているのかといえばそんなことはないんだけど、セクシャルがゼロなわけではない。ちゃんとした異性だし、いくらかわいくても少年には興味まったくないし。
 あの子になりたいのかといえば、そうではなくて、あの完璧なまでの外見に憧れるのです。ではその外見になりたいのかといえば、そうでもなく…。
 そう考えるとあながち憧れという言葉は当てはまっていないのかもしれない。


 ではなんなのだろう?


 子猫や仔犬にいだく感情にほど近いこの感覚。そうだ、子猫はかわいいと思えど憧れたりはしない。父性?…萌え?


 対象は人間。人間として見ていないのか?人形?純粋に外見をというのであればそれは人形…。


 かわいい、には性的な意味はこもっていないのだろうか?


 うーーーーっ! …分からない。


 自分の感情がうまく言葉にできないというのは、言葉にできないくらいもどかしい。





 まだまだ知識が足りない。語彙が足りない。ぐむぅ。