言葉はいつも想いに足りない

~きおくのきろく~

 髑髏城の七人の影響で、ものづくりに対する考え方が変わる。


 クリエイトというものは、数ではないのかもしれない。


 いろいろなアイデアのもと、複数の完成品を作る。
こういうものを作りたい、このテーマで1つ完成させたい。
そういうアイデアの1ピース、1ピースをそれぞれ完成させていく。
その1つ、1つが作品であると。
 そう思っていた。


 違うのかもしれない。


 そのアイデアの1つ、1つを集めて1つの作品に仕上げる。
質の高い作品とはそういうことか。


 10のアイデアを出し、それを1つに集約。
0から1を作るのではなく、複数の1から1を作る。


 これが正しいものづくりの姿勢なのかもしれない。
ものをクリエイトするってことなのかもしれない。


 う〜む…。