言葉はいつも想いに足りない

~きおくのきろく~

見てきたものや 聞いたこと

今まで覚えた全部

でたらめだったら おもしろい

そんな気持ち 分かるでしょ




 あなたが僕にくれたもの

 そのすべてが

 ぜんぶ 幻想で



 自分にと感じた しぐさ

 それらはすべて

 気のせいだったとしたら



 僕は笑って

 ぜんぶさっぱり捨てさることができるのに




こんなに好きにさせといて

かってに好きになったはないでしょう?



だからわたしの恋はいつも

巡り巡って ふりだしよ

いつまでたっても 恋の矢は

あなたの胸にはささらない




 あなたにとって

 ファンのひとり



 僕にとって

 世界にたったひとり



 このジレンマ

 あなたに 分かりますか?




 たとえば僕が死んだら

 大好きなあの人は 気づいてくれるのだろうか



 僕の声は

 あなたに決して届かない




 僕は笑って

 ぜんぶさっぱり 忘れさりたい