言葉はいつも想いに足りない

~きおくのきろく~

 早起きしてFCイベントへ。
いろんな方にどんな感じかを聞いといてかなり助かる。この場を借りて感謝。


 ももちは天才だ。
 彼女は何かついてます。お笑いの世界では「笑いの神が降りる」という表現をするので、言ってみれば彼女には「アイドルの神様」がついていのかも。


 罰ゲームのない対決では、ぎりぎりのところで勝ち満面の笑顔。
 罰ゲームのある対決では、最後の最後で逆転負けし悔しがり罰ゲームが嫌だと大はしゃぎ。
 その罰ゲームは大量わさび入り寿司を2択で選んで食べるのだが、きっちりわさび入りをゲットし大騒ぎ。


 観客の望む方、望む方へと1度もはずすことはないももち。


 彼女には神様がついている。天下取るかもしれません。


 み〜やん(ももちがみやたんのことをそう呼んでいたのでマネすることにした)のかわいさについては今さらうんぬんではないのだけれど、3曲目の「白い東京」を歌っているみ〜やんを見ていたらまた涙が溢れてきた。ひと月前の厚生年金のときにもあった現象が今回も起こる。自然にじわっとという感じ。


 「かわいい」という単語では表現できないくらいかわいいのです(はあと


 これからはあの子を見るたびに涙が出るのだろうか?
 明らかに病気だな…。


 しかし、キャプテン・ももち・み〜やんの3人だけで、司会進行のスタッフもいない3人だけのこのイベント。変にお客さんに媚びることなく、本人たちが楽しもうとしている雰囲気がとてもよくて、めちゃめちゃ楽しかった。正味1時間くらいだったが、倍くらいに感じる中身の濃さでした。
 終演後、もう死んでもいいと思った。人生に思い残すことがなくなりました、なんて思ってしまうくらいの楽しいイベントでした。


 最後の握手会はいつも通りの超速。普段より全然長い!との話を聞いていたのでネタをきっちり仕込んであったものの、その点では無駄足に終わる。
 今日のみ〜やん、喉の調子がとてもよかったのか、歌声がとてもきれいだったので、そのことを軽く伝えて握手は終了。
 でも悔いはない。楽しすぎた。


 3人に感謝。素敵な時間をありがとうでした。


(あまりの楽しさにべリ本体のことを愛しく思う感情が芽生えてしまった。べリに何かあったときは涙を流して悲しもうと心に決めちゃいました。)




 その後、横浜までハッスルしにいく。目当ては元彌。
 彼がハッスルに出場するという記者会見を見たら、彼はプロレスのリングに狂言をやりに来るのだという。マスコミの情報に踊らされてお家騒動にばかり気がいってしまう彼だが、そんなものはクソほどの価値しかなく、彼は和泉流二十世宗家・和泉元彌狂言に対して計り知れないプライドを持った狂言師なのです。彼を誤解していたと気づかされる。
 その彼が現代では伝統芸能と呼ばれる狂言のことを600年前に生まれたエンターテイメントといい、その狂言を表現する場としてハッスルのリングを選んだ。プロレスではなく狂言をやると言い切る彼の生き様に興味を持ち、彼がリングで表現しようとしているものを見てみたいと思った。


 スズキ・ケンゾーとの試合。
 登場してから試合が終わり退場して姿が見えなくなる瞬間まで、彼はずっと和泉流二十世宗家・和泉元彌だった。狂言師としてリングに上がり、狂言師として戦い、最後の最後まで狂言師和泉元彌を貫き通した。
 そんな元彌に感動した。
自分の信じたものをやり通した彼に背負っている大きなものを感じることができた。


 元彌に惚れました。かっこよすぎです。