言葉はいつも想いに足りない

~きおくのきろく~

 自分自身、本当はなにがしたいのか分からない理由は、自分は演じられているうわべの存在にすぎないのだと気づいて(思って)しまっているからなのかもしれない。
 なにをやっていても、深層の自分(演じている僕)と差異を感じてしまう。とりあえずな自分がそこにいる。


・できることとやりたいことがちがう。
・結局できることなどなにもなくてやりたいこともなにもない。


 もとをたどれば全部、その差異が作る溝が原因になっているのだ。では、その溝を埋めれば自分は自分に近づいていくことができるのだろうか。それがいわゆる「本当の自分」というものなのだろうか。


 もっと深いところへ。やはりすべての答えは自分の中にある。


 …ん?それでいいのか?