言葉はいつも想いに足りない

~きおくのきろく~

グリーンマイル


 評判がとてもよかったのでそこそこ期待して拝見。


 登場人物。それぞれ違った形で「最期」を向かえる。


 その中にあって「死刑」という終わり方。
 死刑とはほんとに極刑なのだろうか?という疑問を強く感じた。


 禁固100年と死刑、はたしてどちらが極刑なのだろう?


 死んで償う…。疑問です。


 死ぬまで牢屋の中の方が極刑な気がする。


 なぜなら生きるということは楽なことではないから。
 生きていればいろいろなことを考えるから。


 死ねば終わりだ。もう何も考えなくてすむ。


 罪を犯した者にとってどちらがつらいのだろう?
 どちらが苦しいのだろう?



 「死刑ってどうなんだろう?」という小さかった疑問が「死刑は極刑足り得るのか?」という大きな疑問に変わった。



 死刑についてこれからちょっと考えてみようと思う。